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2009年2月25日 (水)

このタイミングで・・・

昨日観てきました、「おくりびと」。
公開当初からずっと観たいと思っていながらも機を逃していましたが、結局アカデミー賞受賞の翌日と言う、これ以上ないミーハーなタイミングをあえて選ぶことにしたのです。

個人的な好みで言うと、主演のモックンをはじめ主なキャストは非常に良い感じでしたが、主人公の妻を演じたヒロスエだけは、演技も個性も一人だけ浮いてしまっている感じがしてどうにも馴染めず、感情移入を著しく妨げられました。

とは言うものの、精神文化を表現する上で「日常の死」をテーマにしたのは慧眼と言えるでしょうね。日本人にしか撮れない映画です。
現代の物語でありながらも、山形の町や人や自然が何世代も前の日本を同時に描いているような印象を作り出し、懐かしさを覚える映像でした。
終盤やや安易な演出に流れたのが残念でしたが、素直に良作と言えます。
全ての観客がいろんな人の顔を思い浮かべながら観たことでしょう。

200席余りのシネコンとは言え、ずいぶん久し振りに「満席の映画館」を体験しました(ひょっとしたらフラッシュダンス以来かも・・・)。

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