2009年2月25日 (水)

このタイミングで・・・

昨日観てきました、「おくりびと」。
公開当初からずっと観たいと思っていながらも機を逃していましたが、結局アカデミー賞受賞の翌日と言う、これ以上ないミーハーなタイミングをあえて選ぶことにしたのです。

個人的な好みで言うと、主演のモックンをはじめ主なキャストは非常に良い感じでしたが、主人公の妻を演じたヒロスエだけは、演技も個性も一人だけ浮いてしまっている感じがしてどうにも馴染めず、感情移入を著しく妨げられました。

とは言うものの、精神文化を表現する上で「日常の死」をテーマにしたのは慧眼と言えるでしょうね。日本人にしか撮れない映画です。
現代の物語でありながらも、山形の町や人や自然が何世代も前の日本を同時に描いているような印象を作り出し、懐かしさを覚える映像でした。
終盤やや安易な演出に流れたのが残念でしたが、素直に良作と言えます。
全ての観客がいろんな人の顔を思い浮かべながら観たことでしょう。

200席余りのシネコンとは言え、ずいぶん久し振りに「満席の映画館」を体験しました(ひょっとしたらフラッシュダンス以来かも・・・)。

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2007年2月 7日 (水)

邦画、いいですね

この一週間で2本の映画を見に行きました。Photo_3
「どろろ」と「それでもボクはやってない」
どちらもそれなりの話題作です。

「どろろ」は原作や俳優への思い入れによって、評価は色々分かれるでしょうが、私としては素直に楽しめる出来でした。原作は手塚作品の中でも特に好きなものですが、映画の作り手自身の原作に対する思いが良く伝わってきたように感じました。個人的には醍醐景光役の中井貴一がベストキャストです。

「それでもボクはやってない」・・・実際の痴漢冤罪事件をモデルにした法廷映画です。こちらは「映画は気楽に楽しみたい」という方にはお勧めできません。
見た後に、全ての人が色んなことを考えてしまう内容です。約2時間半、とにかく重い!でも最後まで見入ってしまう、いや目をそらす訳にはいかない、と感じさせられます。
楽しむ映画ではありませんが、あらゆる立場の人に見てもらいたいと思わせる作品ですね。周防正行恐るべし!

昨年の興行収入は洋画より邦画が上回ったとのこと。ようやく日本の映画界がやるべきことに気付いてきたようです。みんなでもっと映画を見て、大いに語りましょう!

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